当社は、御嶽山を霊峰と仰ぎ称え、文武天皇の御代大宝2年(702年)信濃国司高 根道基により頂上奥社が創建されました。

後に、普寛行者が寛政4年 (1.792年)王滝口登山道を開き、講社を作り軽精進潔斎で盛んに登山を奨励しました。

登山道の各所には御嶽神社で御護りする神社の他、行者により勧請された神仏や、行者や御嶽講の信者を祀る霊神場が各所に点在し、神仏習合の信仰が色濃く残されています。

平成26年9月27日の噴火より頂上奥社は損なわれましたが、令和2年7月全国の崇敬者の方により社殿が再建されています。

御祭神

国常立尊(くにのとこたちのみこと)
天地開闢の初め、天地と共に成り出て坐した神。
常久に無限の力をあらわし、不断に万物の生を養い造化育成を司る天地の大本の大神。
大己貴命(おおむなちのみこと)
国土経営の神であり、慈悲円満にして耕作豊穣を護り子宝を授け縁結びを司る福徳の大神
少彦名命(すくなひこなのみこと)
智恵と才能を授け、長寿を護り、病難を癒やし、禁厭(まじない)を司る霊妙神

御神水

標高3.000mより沸き出る御神水は長野県名水百選に選ばれております。
新滝、清滝では1年を通じ水行が行われております。
新滝は滝裏に入ることができ裏見滝として観光スポットにもなっております。
清滝は、道路から見ることができ冬季には凍った滝をライトアップが行われております。

普寛行者

普寛行者が寛政4年 (1.792年)王滝口登山道を開き、講社を作り軽精進潔斎で盛んに登山を奨励しました。
行者はその後、御嶽講社の結衆に努め、江戸を中心として関東地方1帯に広く御嶽信仰を押し広めました、さらに越後の国の八海山、武蔵の国の意和羅山、上野国利根郡の武尊山も開闢し、その分神を御嶽山へ勧請しています。享和元年9月、布教の途上、武州本荘宿の米屋弥兵衛方に止宿し、滞在中病気となり9月10日
「なきがらは いつくの里に埋むとも 心御嶽に 有明の月」
の辞世の歌を遺して遷化しました。行年71歳。その遺骨は遺言によって、御嶽山麓花戸と郷里三峯山麓、遷化遷化の地本庄宿、それに江戸法性院墓地に分骨埋葬されました。

インフォメーション

御嶽神社例大祭  霊神社合祀慰霊大祭

例大祭

毎年7月27日28日は例大祭が執り行われます。

霊神祭

10月の第2週土曜日。日曜日に執り行われます

MAP address

住所〒397-0201 長野県木曽郡王滝村3315
TEL(0264)48-2637*2660
FAX(0264-)48-2502
Webサイトhttps://ontakejinja.jp
facebookhttps://www.facebook.com/ontakejinjya/
社務所、
開所期間
各社務所案内をご参照ください、冬季閉所する社務所がございます

御嶽神社についてのご質問等
お気軽にお問い合わせください。

TEL:0264-48-2637*2660